梅雨入りをしたそうですが、雨があまり降っていませんね。
この後もイマイチ雨の予報が出ておらず。
今夏は電力不足に加えて水不足も来るのか。

干からびちゃう。

という事で、今日は彫金工具のお話し。
ピンセット編。

普通の生活でピンセットを使う場面がどれほどあるのか?
あまり考えにくいですが、彫金では必須の工具と言っていいでしょう。

彫金におけるピンセットの必要性

主に
①ロウ付け用
②宝石や小物を扱う用
に分かれるでしょうか。

ロウ付け(溶接)作業をしない場合は②だけですね。
やっぱり扱うものが小さいので、
1本は用意しておくと安心でしょうね。

プロであれば、ロウ付けも行う方が多いでしょう。
そうなると本数も増えてくることかと思います。

どんなピンセットがあるのか?要るのか?

豊橋のいちプロが持っているピンセット軍。

ロウ付け用

①耐熱ピンセット。
先端がタングステンでできており、耐熱性能が高いです。
プラチナのロウ付け(約1500度)でも劣化はほとんどありません。
僕のロウ付け作業はほぼこれで行います。
その欠かせない存在はピンセット界のダヤンビシエドと言っていいでしょう。
いまいないけど。

お値段はお高めで、1本5000円くらい?です。
くそ高い。

ちなみに通常のステンレスのピンセットでもプラチナのロウ付けは出来ます。
1本1500円くらい?
ただ、先端が徐々にやられていくので、まぁまぁの消耗品になります。
そこまでプラチナを扱うのでなければ、ステンレスで十分だと思います。
シルバーやゴールドでしたら全然問題ありません。

逆に頻繁にプラチナを扱う方なら、耐熱ピンセットでもコスパも高くなりますね。
でも何年も使っていると、徐々に先端反ったりするので、ちょっと削ったりします。

これは先端削ってるので、新品よりもちょっと短いです。

なので永久には使えないですね。
ちなみに僕は25年で3本か4本目です。

②ロウ付け用特殊ピンセット

この辺は好みというか、自分の作業に合わせて作ったものです。

4本ですね。

まぁ細かくは説明しませんが、作業によっては便利。超便利。
プロの方なら同じようなものを持っている方もいると思います。

これらのピンセットのあるなしで、5分、10分が簡単に
短縮できます。

小物用 宝石用

3本。

最近1本買ったので、最新は4本ですが、、、

使っているのはほぼこれ1本。
これで小さなパーツの取り扱いから、宝石の扱いまで。
何にでも使っています。もう相棒。亀山。

ちなみに元はこれです。
指からピンセットの先端までの距離を短くして、持ちやすく。
根元の部分も削って、挟む力を軽減しています。

先端はこんな感じ。
慣れもあるでしょうが、もうこれ無しでは生きていけません。

左の黒いのは何となくかっこ良くて買ったもの。
たまに気分で使います。
先端ちょっと細目でギザが付いてます。


こちらは先端がシリコンみたいになっている、宝石専用のピンセット。
少し前からSNSでよく見かけたので、試しに買ってみましたが、
僕には先の相棒の方が合ってました。

大きいルースとかをソフトに掴むにはいいかもしれません。

ちなみにこんな形のものを逆作動ピンセットと言います。
掴んだままで保持できるものですね。

挟む力に気を遣わなくて良いので便利ですが、
逆に挟む力を調整することもできません。
強めに掴みたいとき、弱めに掴みたいときにはちょっと不便。

先のビシエドには、こんな感じで加工がしてあります。
シルバー線を巻きつけて、本体にもちょっと傷がつけてあります。

このシルバー線をスライドさせると、挟んだまま固定できる仕組み。
これだと挟む力具合も調整できるので便利。鬼便利。

ルース用ピンセットにはスライド機能が付いたものが販売されていますが、
ロウ付け用は無いんですよね。ちょっと不思議。あってもよさそうですが。

こんな感じで、慣れると片手でロックができます。

まとめ

趣味でやってる方は、先端ちょっと細目のピンセット1本あると良いよ。
ロウ付けもやる人はデカめのやつも1本!
プロは先端の形も見直すといいかもよ。

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