槌目がきらめくウェーブラインの結婚指輪
以前制作体験で指輪を作っていただいたおふたり。
ご相談の始めから槌目デザインを気に入られて、そこからアレンジをしていきました。
槌目模様といえば金槌で叩いてつけていくのをイメージすると思いますが、
結婚指輪は原型を制作し、それを型取り→金属にする「鋳造(ちゅうぞう)」という方法で指輪をつくるので、
原型をつくる時に模様付けをしていくこともあります。
こちらのおふたりも原型を作る制作1日目の時に模様をつけていただきました。
原型の素材はろうそくのろうみたいなものできているので、爪でカリカリするだけでも削れちゃうくらい柔らかい素材です。
これを回転するやすりをちょんちょんあてて削りながら模様をつけていきます!
金属になったリングを見ていただくとわかりやすいですが、
叩いて模様付けする場合よりもでこぼこ感がはっきりした模様になるのが特徴です。
これはオーダーで作る場合でも同じ方法で作っています。
本格的な作業を体験できるのも、ふたりでつくるコースならでは^^
完成したのは、槌目のウェーブラインのリング。
彼女さまはプラチナの2.5mm、彼氏さまはピンクゴールドの3.5mmとしっかり太さのあるデザインで、金属もそれぞれ違います。
ピンクゴールドはお肌に馴染みやすく、イエローよりも柔らかい雰囲気に仕上がるので男性にもおすすめです。
キラキラさせたいということで、彼女さまのリングには5ピースのダイヤモンドが輝きます。
槌目模様ではなかなかなかった中央にひねったようなデザインや、
リングの内側にはバトミントンが趣味ということで、シャトルをレーザー刻印でいれてオリジナリティを加えました。
おふたりらしさをたっぷりと詰め込んだ結婚指輪です。
金属:Pt900・K18PG(ピンクゴールド)
宝石:ダイヤモンド