もう6月がはじまってしまいました。
5月は色々と世間が騒がしく、お店も静かでしたが、
時間が過ぎるのは本当に早いものです。
という事で今日は体温計の修理です。
『メディカルショップクルール』では、体温計の修理なども引き受けています。
というのは嘘で、
こちらはスタッフM(筋肉女子)の家で使われている体温計。
そちらの電池が切れそうだから、交換しようと思ったけど・・・(´・ω・`)
とのこと。
過去にはドライヤーも修理した経験がある『クルール電気』ですから、頑張ってみましょう。(旧ブログ「ドライヤーの修理」)
緑の裏のふた?みたいなのを取ろうとしたけど、どうしても取れなくて、
さいごは破壊に近い形で切ってしまったそうです。
この緑の辺りがポコッと外れるのかな、と思いながら、色々いじってみるも動かず。
*後からTERUMOの公式サイトを調べて分かったのですが、こちらの体温計は電池交換ができないタイプでした。
そうとは知らず・・・
まずは緑を削ってみることに。
リューターを使ってガリガリ削ります。
スッキリ。
これで外せるのかと思いきや、まぁ外れない。とにかく外れない。
このあたりで、これは”ユーザーが交換できるものではない”と、うすうす気づいていましたが、とりあえずスタッフM(基礎体温が高め)には伝えず、作業続行。
という事で・・・
テルモの体温計の電池交換はこうやる!(自己責任)
*必要なもの
まずはこの3点をご用意ください。
1.電池の引き抜き準備
プラス側が判らなくならないように、書いておくと良いですね。
プラス側に板を差し込んでおきます。
(これはうっかり、ちょっと出してしまったところの写真です。)
2.引き抜きの実際
針を使って電池を引き抜きます。
まぁまぁ強く引かないと出てこないので注意!
中はこういう体制です。
この電池のわずかな溝にひっかけて、引き抜きます。
針の先端を鋭利に、出来れば少し幅を持たせておくとなお良いでしょう。
(幅は0.4ミリほどでいいと思います。)
これで出ました。
溝のキズが格闘のあとを物語っています。
3.電池の挿入
最近の電池パックは、薬と間違えない様、誤飲防止のためにハサミじゃないと開封できないようになっていますね。
すさまじい気づかいだと思います。
ちなみに中はこんな風になっており、上から出てる爪で電池をガッチリ押さえているんですね。だから出てきにくい。
しかも、今度はその爪がジャマをして、電池が入れづらくなっています。
今度はマイナス側に板を差し込んで、爪を押さえておきます。
その状態でこんな風に電池を差し込んでいきます。
ここまで入れば、後は指で押し込めますね。
4.ふたの制作
(おそらく)緑色のふたは破壊されてしまったので、一応ふたも制作。
シルバーとか使ってきっちり作ってもいいのですが、
まぁここは簡単に、
100均の発砲ボードに、 下描きして おきます。
カッターで切ったところの画像を忘れましたが、
上手く切ってはめ込めば完成!
これでスタッフM家(主にお母さん)の健康も守られますね!
注意:クルールでは医療機器の修理を受け付けておりません。
壊れた血圧計とか持ってこないでくださいね!
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