ビッグボス。
なるべく長く見たいので、日ハムには強くなってほしいですね。
やっぱり勝たないと、何をやっても認められない。
プロは勝てば、なんでも認められますからね。
彫金ではバーナーも大事な工具になりますね。
もちろん火を出すための道具。
基本的に金属を溶接するのに使います。
彫金の工房でバーナーが無いというのは
おそらくないのではないでしょうか。
ロウ付け(溶接)なしで作るのは
デザインもそれなりに限られてしまいます。
しかしこのバーナーを導入となるとちょっとハードル高い。
しかも火を使うってのがちょっと怖いですしね。
そんなバーナーの必要性と選び方、使い方の解説です。
彫金におけるバーナーの必要性
①金属をロウ付け(溶接)するため
②金属加工のための焼きなまし(金属を柔らかくする)をするため
おもにこんな所です。
逆に言えば、金属の加工をまずしない
(すべてWAXでつくる)
とかなら必要ありません。
鋳造後の仕上げで焼きなましをしたい時も
たまにありますが、それも考えなくて良いと思います。
趣味でやられる方なら、
「金属から指輪作りたいぜ」という方にだけ必要になります。
火とか怖いしめんどい・・・。
という方は飛ばしてOK。
デザインはその分限られますが、バーナーはなくても作れます
どんなバーナーを用意すればよいのか
彫金で使うバーナーは基本的に3種類あります。
①酸素バーナー
②ブロー
③ハンディーバーナー
順番に考えていきましょう。
①酸素バーナー

こちらが酸素バーナー。
実際に自分が使っているものです。
ちょっとだけ見える、オレンジとブルーの管。
ここにプロパンガスと酸素をつなげて使用します。
特徴は火力が強いこと。
2000度とか出るのかな?
融点1700度を誇るプラチナの溶解もこれなら大丈夫。

酸素ボンベ。
これは業者さんにボンベを借りているのですが、
個人で用意するのはちょっと大変かも。
自分は会社員時代にボンベ買ってアパートに置いていたので、
出来なくはないでしょうが・・・。
気を付けてね。
ただ趣味でやる方は、おそらく酸素は必要ないです。
環境を揃えるのもハードル高いし、
プラチナを加工する場面もほとんどないでしょうから。
下のブローを用意するか、
もいっこ下のハンディーになると思います。
②ブロー

こちらはブローバーナー。
これはプロパンガスとブロワー(空気)をつなげて使用します。
酸素バーナーに比べれば火力が弱いです。
柔らかい炎というのかな。

これがブロワー。
空気を送り込む機械ですね。
水槽とかにぶくぶくさせるのも、こういうのだと思います。
大は小を兼ねる、で酸素があればブローは要らない。
という考え方もありですが、こっちの方が良い場面も結構あります。
最近は自分の机に2丁使いにしたいなと思っています。
これは比較的準備しやすいかなと思います。
ガスを引っ張ってくる必要がありますので、それだけです。
部屋の隅にガス器具用のガスコックが付いていれば簡単な話ですね。
それがないとガスコンロ用のところから持ってくる形かな
*ガス器具の設置は慎重に行ってください。
ガス漏れはシャレになりません。
ブロワーは5000円くらい?で買えると思います。
上の写真のやつは確かヤフオクで2000円くらいで買ったものです。
③ハンディーバーナー
これ系のハンディーバーナーでもできます。
ホームセンターなどでも売っていますね。
火力も結構強い。
プラチナがいけるか分かりませんが、
シルバー、ゴールドなら余裕です。
ただ、酸素やブローなどガス管でつなぐ奴は、
細かな火力の調整ができることが大きなメリットなのです。
ハンディーはちょっとその辺の微妙な火力調整ができない。
ので、ちょっとロウ付けや焼きなましが難し目な感じ。
自分も試しに使ってみましたが、
地金の温度管理(火の当て方)がちょっと難しめだな、という印象でした。
ただ慣れてくればそれほど問題ないでしょうし、
導入のハードルなどを考えれば、
趣味でやられる方は、実際はハンディでいいかなと思います。
ネックレスの修理とかの細やかなロウ付けが必要になってきたり、
火を扱う場面が多くて、コストがかかる、
とかになったら、ブローの導入を考える、という感じでしょうか。
➃まとめ
地金を扱ってリングを作る!
焼きなましが必要だぜ! ロウ付けもいるね!
となったら、まずハンディーバーナー買ってやってみてください。
ブローが必要になったら、中級者!
シルバーをロウ着するときはどのようなバーナーを使ったらいいんでしょうか?低融用のバーナーとかあるんでしょうか?
こんすけさん
シルバーのロウ付けですとだいたい1000度くらいの火力が必要になります。
この記事で紹介しているものならどれでも大丈夫です。
大切なのは火の当て方ですね。シルバーは熱を逃がさない様、モノ全体に火をあてる必要があります。
それを意識した当て方が大事かと思います。